【未経験から経理へ】３０代前半から経理に転職した方法【７STEP解説】

「３０代未経験で経理に転職したい。」

「でも、何から始めればいいかわからないない。」

未経験から経理へ転職したいと考えているあなたは、こんな悩みを持っているのではないでしょうか？

私も、３０代のころに体を壊して転職を決意したとき、何をすればいいかわからず無駄な時間を過ごしました。

同じ悩みをもつあなたに参考になるように、私が未経験で経理に転職してみてわかった、具体的な転職方法を紹介します。

読み終わるころには、転職に向けて具体的な行動ができますよ。

STEP0　家計簿をつけて現状の収支を把握する 

転職活動を始める前に、家計簿をつけて現状の収支を把握しましょう。

未経験で経理に転職するとなると、給料が下がることになるので、生活していけるのか調べる必要があります。

私はトヨタ系列の大企業で働いていたので、夜勤や残業も多く年収が５００万ほどありました。

経理に転職すると、年収は２００万くらい下がると分かって、生活できるか不安で行動出来ませんでした。

家計簿をつけることで収支が分かり、無駄を見つけて節約することができます。

出費を見直すことで、年収が下がっても生活できると分かれば行動しやすいです。

家計簿をつけるということは、経理の仕事ともつながりがあります。

規模や目的は違いますが、収支を記録するということは一緒なので、経理の向き不向きがわかります。

家計簿をつけて、経理への転職の第一歩を歩みましょう。

STEP1　簿記２級を取得する

３０代未経験から経理に転職するなら簿記2級は必須です。

簿記2級を取得することで求人の幅が広がり、書類選考にも通りやすくなります。

求人を見ても、ほとんどが簿記資格を必要としています。

簿記資格を必要としない場合は、一般事務の募集が多いです。

条件のいい求人ほど、簿記２級程度の知識と記載されているので、簿記２級がないと書類選考が通りません。

簿記２級を取得することによって、未経験でも経理をやるための熱意があると思ってもらえます。

私が簿記２級を取得した勉強法を参考までにご覧ください。

【簿記2級】誰でも一発合格！日商簿記2級勉強法【独学】 | マイカ＠たつおブログ (maikatatsuo-log.com)

STEP2　転職サイトに登録する　

簿記２級の勉強をしながら、転職サイトに登録しましょう。

転職サイトで、求人を日々眺めることによって、ブラック企業を見分けることができます。

ブラック企業の求人と特徴はこちら。

・いつも求人を出している

・応募終了してもすぐに復活する

上記の特徴があると、人の出入りが激しいためブラック企業の可能性が高いです。

転職サイトに登録して、日々調査することによって、ブラック企業に応募しないようにしましょう。

おすすめ転職サイト

転職サイトはたくさんありますが、オススメはこちら。

・ミイダス　

・インディード　

・テンイチ

「どれに登録すればいいの？」

そんなあなたは、ミイダスに登録してみましょう。

ミイダスの可能性診断は

・自分の適職

・相性のいい上司・部下

・行動特性

がわかります。

面接時に上司がどんなタイプか聞いて、相性のいい上司と一致していれば仕事もしやすいと予想できます。

自己分析にも役立ちますので、可能性診断は行いましょう。

STEP3　転職エージェントへの登録

簿記２級を取得したら、転職エージェントへ登録しましょう。

非公開求人を多く取り扱っており、無料で転職をサポートしてくれます。

未経験で経理へ転職するのは簡単ではありません。

１～２社応募しただけで採用されることはないので、何十社と応募しなければいけません。

転職サイトのみだと、応募する求人がなくなってしまいます。

非公開求人を扱っている転職エージェントを使うことによって、求人数を確保することができます。

他にも、転職エージェントは以下のサポートをしてくれます。

・面談

・応募書類の添削

・応募手続き

・面接日程調整

・面接対策

・条件の交渉

・退職交渉のアドバイス

初めての転職ならとても頼りになりますが、もちろんデメリットもあります。

・希望していない求人を紹介される

・都会の求人ばかり

私は製造業で１５年働いていたので、その経験を活かして製造業のほうがいいですよと紹介されました。

応募するかは自分できめられますが、望まない職種の求人を紹介されてうんざりします。

初めての転職なら、メリットが大きいので転職エージェントを活用しましょう。

転職エージェントを２社ほど紹介します。

MADOGUCHI AGENT 転職エージェントナビ

転職エージェントを選ぶポイントは、あなたの希望をちゃんと聞いてくれるかどうかです。

これは、担当の人によって変わりますので、相性のいいエージェントと出会えるよう複数登録してみましょう。

STEP4　職務経歴書＆履歴書を作成

職務経歴書と履歴書を作成するときに、活用してほしいのがヤギッシュです。

スマホでも簡単に作成できて、一度作ってしまえば保存できるので何度でも使いまわすことが可能。

手書きだと、間違えたら書き直しで手間もお金もかかります。

ヤギッシュなら、手間もかからず印刷もコンビニで簡単に出来ます。

自宅で顔写真もとれば、ヤギッシュに貼り付けられるので、証明写真のところまで行かなくてすみます。

昔は手書きじゃないとダメなんて言われていましたが、そんな古臭い価値観は捨ててヤギッシュを使いましょう。

STEP5　求人へ応募

履歴書と職務経歴書ができあがったら求人に応募しましょう。

求人に応募するにあたって、以下に当てはまる企業は避けるようにしましょう。

・女性が活躍中と記載がある

・未経験大歓迎

・STEP2で調べた企業

女性が活躍中と記載がある場合は、女性を求めている可能性が高いです。

未経験大歓迎も、そうしないと人が入ってこないような職場です。

未経験可能と記載がないと不安だと思いますが、勇気をだして応募していきましょう。

譲れない条件を決めておく

転職するにあたって、あなたのこれだけは譲れないという条件を決めておきましょう。

転職するということは、何か不満があって会社を変えようとしていると思います。

新しい会社でも、同じ不満がでてすぐに辞めてしまうと意味がありません。

何が不満で転職するのかを書き出して、絶対に譲れない条件をリスト化しましょう。

リストを参考に応募することで、ミスマッチを防いであなたの望む企業に入社することができます。

STEP6　面接

面接時には、以下のことを頭にいれておきましょう。

・面接は練習だと思って挑む

・会社に入るのは１０分前

・質問されたことは結論から言う

面接は、数をこなせば上手くできるようになります。

最初は失敗してあたりまえなので、失敗したところを次回改善できるようにしていきましょう。

面接予定時刻の３０分前に会社に入る人がいますが、これはNGです。

３０分前に入ると、面接官の準備が出来ていません。

経理は、会社のお金を扱う大事な仕事なので、役員クラスが面接官となります。

役員クラスが忙しい中、時間を作ってくれているので、予定を狂わせないようにするのが礼儀です。

面接での質問への回答は、結論から言いましょう。

そうしないと、何を言いたいのかな理解しにくいとなってしまいます。

かならず聞かれる質問に対しては、準備しておいて結論➡理由という流れで説明しましょう。

STEP7　内定から入社

無事内定を取れたあなた、お疲れさまでした。

内定を取れたら以下の流れとなります。

・給料などの条件確認

・本当に入社するのか考える

・入社日の調整

・退職

・入社

給料などの条件確認

入社を決める前に条件をしっかりと確認しましょう。

求人票には記載がなくて、よくわからない部分があると思います。

面接時には聞きづらい場合もあるので、この段階でしっかり確認しておきましょう。

入社してから「こんな条件ではなかった」とならないよう条件の確認は必須です。

本当に入社するのか考える

内定をもらえたら、今一度その会社に入社するのかよく考えましょう。

内定をもらったらすぐ入社したくなりますが、実はブラックだったということがあります。

短期離職で職歴を傷つけないためにも、入社は慎重に決める必要があります。

こんな会社を辞めておけというポイントを紹介します。

・面接時に即採用される

・社内の雰囲気が暗い

・自分が違和感を感じる

上記のポイントでとくに大事なのが「自分が違和感を感じる」です。

自分の直感というのは意外とあたります。

自分の違和感を大事にして、入社するのか決めましょう。

内定を辞退するとき

もし内定を辞退する場合は、早めの連絡が大事です。

入社準備を進めていてトラブルになることもあります。

そんなときは

内定辞退代行サービス

を活用しましょう。

内定承諾書に記入したあとに、辞退したくなる場合もあります。

企業に内定辞退を申し出るのは

・気まずさ

・怖さ

があります。

サービスを活用すれば、一切連絡することなく内定辞退が可能。

内定辞退成功率１００％＆当日対応も可能なので、何かあった場合は活用してください。

退職

入社を決めたら、現在務めている場合は会社を退職しなければいけません。

退職時に大事なことは

・退職日より１カ月以上前に辞めると言う

・退職の意思をしっかり伝える

・退職願を渡す

となります。

退職願の作り方が分からないあなたは、以下のサイトで作成できます。

退職理由、退職手続き、退職届フォーマットを探しているならグッバイBiz (good-bye.biz)

不安なら退職代行サービス

・辞めると言いづらい

・退職願いを出しても受け取ってもらえない

そんな場合は弁護士法人ガイア法律事務所を活用しましょう。

弁護士法人ガイア法律事務所を使うことによって

・即日退職可能

・会社とは一切かかわらなくてOK

・無期限サポートで退職後も安心

・有休消化、残業代請求、退職金請求なども弁護士がすべて対応

・会社からの損害賠償請求の対応

と様々なメリットがあります。

どうしても自分では辞めることができない、と思ったら活用してみましょう。

おまけ　入社前に学んでおくべきこと

工場作業者から経理へ転職して１年目の私が「これを学んでおくといいよ」というものを紹介します。

タイピングの練習

経理業務は、月末から月初にかけて締めの作業があるため入力業務が多いです。

タイピング速度が遅いと、締め日に間に合わなくて迷惑をかけてしまうことになります。

最低限、キーボードを見なくても入力できるようにはなっておきましょう。

練習は寿司打がオススメ！

Excelの勉強

経理では、債権債務の管理や請求書作成など、様々なことにExcelを使います。

関数のメンテナンスをする必要も出てきますので、勉強しておきましょう。

上級者レベルの知識は不要なので、分かりやすい初心者向けの本で十分です。

簿記の復習

簿記を取得して日がたっている場合は、復習をしておきましょう。

・勘定科目が借方、貸方のどちらにくるのか

・P/L、B/Sなど言葉の意味

いきなり難しいことをやるわけではないので、基本的なことを復習しましょう。

まとめ

今回は、経理に転職した方法を７STEPで紹介しました。

STEP０：家計簿をつけて現状の収支を把握

STEP１：簿記2級を取得する

STEP２：転職サイトに登録

STEP３：転職エージェントに登録

STEP４：職務経歴書＆履歴書の作成

STEP５：求人へ応募

STEP６：面接

STEP７：内定から入社

まずは、簡単にできる家計簿をつけて、経理転職への第一歩を歩み始めてください。

ご質問などがあればお問い合わせからどうぞ。